2018年10月13日MBS毎日放送「サタデープラス」をみました。
「おいしいご飯の食べ方」について放送されていました。
とても興味深かったので、ここで紹介します♪
山々には紅葉も…いっきに秋が深まってきましたが、今年は秋の味覚に異変が⁈
この夏、列島を直撃した台風により新米が例年よりも入荷が遅れています。
各地の新米が出揃うのは、もう少しの間おわずけということですが…
新米をより美味しく食べるために知っておきたい!
みなさんの炊き方は間違っているかも⁈
教えてくれるのは
お米の洗い方 ウソ・ホント
ウソか?ホントか?どちらでしょう?
正解はウソです
ミネラルウォーターでお米を炊くのは、望ましいのはもちろんですが。
「洗うときは水道水で良い」これがウソです。お米を洗うときの水もとても重要なんです!
畑中さんによると
お米は乾燥してますので最初に水につけたときに一番水を吸います。
お米が吸水する7割が最初の水と言われています。その為、最初に洗う水が炊きあがりの味を左右するのです。
ただし!
ミネラルウォーターでも硬水は、パサつきの原因になります。
洗うときも炊くときも軟水のミネラルウォーターがベストです!
おいしいご飯の炊き方 ウソ・ホント
炊飯器に入れると古いお米でも新米のようなおいしさになるものは次のうちどれでしょう?
①マヨネーズ ②はちみつ ③ヨーグルト
正解は……全てマルでした!(笑)
古くなったお米をおいしく炊くにはコレをいれる!
1合にマヨネーズ 大さじ1/2
古くなったお米は、パサつき水分が抜けてしまいます。
マヨネーズの油膜でツヤが増しておいしくなります。
1合にはちみつ 小さじ1
ご飯のでんぷんを分解し甘みが増します。
1合にヨーグルト 大さじ1
酸味が旨味に変わりモチモチになります。
お米に味が染み込んでしまわないのか?!
心配ですよね??でも、大丈夫です😊
蒸気に出てしまい、味もニオイもしません!
あと、日本酒やみりんなども良いとのことです♪
炊き上がったお米の保存 ウソ・ホント
冷凍庫で保存するときは冷ましてからの方がよい?
正解はウソ
アツアツの方がよいんです!
ご飯の冷凍方法
①アツアツご飯の水分が逃げないうちにラップ
解凍時に熱が通りやすいように薄くします!
水分を閉じ込めて冷凍すると炊き上がった状態で解凍されます。
すぐに解凍する場合は、ラップは1重
2週間以上保存する場合は、3〜4重がオススメ
そうすると水分が逃げにくくなります♪
②アルミホイルで巻く
先ほどのラップした物に更にアルミホイルを巻きます。巻くことによって、熱が逃げにくくなります。
こうすると、とてもよい状態で冷凍されます♪
注意!!
解凍するときは必ずアルミホイルを外してからにしてください!
まとめ
◉硬水のミネラルウォーターは×→パサつきの原因
◉軟水のミネラルウォーターがベスト
💡冷凍保存のポイント💡
①アツアツご飯の水分が逃げないうちにラップ
②解凍時に熱が通りやすいよう薄く!
③1〜2日保存する場合は、ラップ1重 ※2週間以上保存する場合は、ラップ3〜4重
④ラップの上からアルミホイルで巻く!→急速に冷えるため他の食材への影響が少ない
追記
昔、両親がたまに食べていた美味しいお米がありました。
そのお米は、昭和38年に誕生した宮城県の『ササニシキ』、1993年を境に同じ宮城県の特産の『ひとめぼれ』の栽培に取って代わられ、今では幻の米のような存在になっています。
ササニシキの生産の衰退は「最近の米と比べると、病気と寒さに弱く、肥料の与える量の匙加減も間違えると育たない。収穫量も安定しない。」という理由のため。
その点、『ひとめぼれ』は、「誰が作っても一定の美味さで、寒さや病気にも強く、手もかからず、収量も安定していて育てやすい。」という理由で、宮城県の特産のお米は、ササニシキ→ひとめぼれに取って代わる状態になった。現在では、ササニシキの米の生産面積は0.4%という少なさ。
最近は、『ササニシキ』を育てている宮城県の農家も少しづつ増えてきている。味は美味しく、全国でも根強いファンが今もいるからです。
米アレルギーの人はササニシキがおすすめ
最近、少なからず米アレルギーの人(子供)が増えているそうです。
具体的な原因は未だハッキリと分かっていないのが現状ですが、その理由に、「欧米化の食生活で腸内環境の変化」や「米の残留農薬」、「品種改良」などの様々な説が唱えられています。
聞いたところによると、米アレルギーは、食物アレルギーの中でも強く痒みが伴うようです。
コシヒカリも含む、最近の美味しいお米は「もち米を祖先にもち、アミロペクチンというでんぷん質が多く、この成分が米アレルギーを引き起こす要因になっているとの事」で、少なからず米アレルギーの人は増えているそうです。
もちもちとしたあの甘く美味しい触感は、もち米の系統が入っているため。宮城県の「ひとめぼれ」も、もち米の系統が入っています。
ササニシキは、もち米の祖先を持たず、純粋なうるち米の系統なので、米アレルギーの引き起こすアミロペクチンというでんぷん質の要因が無いので、米アレルギーの方にとってはオススメのお米だそうです。
ササニシキは、アミロースという「うるち米」の特有のでんぷん質が多く、アミロースが多ければ多い程、お米の糖度が低く、程よい硬さ・あっさりした旨味になるそうです。また、この特徴から、ササニシキは寿司屋で使われるお米としては最適だそうです。
ササニシキは筆者の大好きなお米の1つです...☚一番かも♬
皆様も一度、ご賞味ください。
宮城県登米産ササニシキ 環境保全米 玄米10K 平成30年産 新品価格 |
👆筆者が購入しているリンクを貼っておきます。
※筆者は、発芽玄米酵素ご飯をよく作って食べるので玄米で購入しています。
いかがでしたか??
これで、お米の扱い方をしっかり知れたと思います。
みなさんも実践して、美味しくご飯を炊いてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました😊