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夏至にする紫陽花のおまじない


前回、『紫陽花の おヘソから下の病に効く おまじない』を紹介した。
「紫陽花を用いたおまじない」は、年に2回できる。

6月6日の紫陽花のおまじない

②夏至の紫陽花のおまじない。
( 2019年は、6月22日)←※夏至の日時は、年毎に異なる。

①と②も日時は異なるが、6月に行うものである。

6月は祝日もなく、雨も多くなる時期だが、この「紫陽花のおまじない」があるので、良い意味で忙しく充実した大切な時期といえるのではないだろうか。

夏至に行う紫陽花のおまじない

6月は紫陽花の季節なのか、6月に紫陽花を用いたおまじないが2回もある。

前回、紹介した「6月6日に行う紫陽花のおまじない」、そして、今回、紹介する「夏至の紫陽花のおまじない」の2つ。
それぞれのご利益は、全く異なる。

前者は、「1年間、お臍(へそ)から下と婦人関係の病から守る」、後者は、「1年間、小銭に困らない」というものである。

前回の記事で詳しく書いたが、この「おまじない」は、我が国では古くからあり、今でも行っている人が少なくなく、奈良県の公式HPにも紹介されていたことがある。祖父母の時代の方々を中心に若い世代も行っている人が多い。前回紹介した6月6日のおまじないと異なる点は、前日から準備が必要であり、日も時間もきっちり指定されているところである。

「夏至」の日の出前に行うというものである。
日が昇ってからでは、駄目というシビアさがある。

まじないの準備や日時について

おまじないを行う日時はしっかりと決まっており、
毎年の6月の夏至の日の出前時刻までに終わらせておく。

6月6日のおまじないと違い、「夏至」なので年毎に日時が少しずれる。だいたい、6/20~6/22の間に夏至がくる。

2019年の夏至は 6月22日土曜日

準備として、夏至の前日に、鉢植えや植え込みなどの「紫陽花」を活花にするような感じで切り取る。筆者は、知人の家や実家などの庭に植えてある紫陽花を前日に切って入手している。購入する場合は、余裕を持って、必ず、鉢植えの紫陽花を買う。活花のように、水に浸けてあるような状態は、既に切り取ってあるため不可。

切り取るのは、夏至の前日のが好ましい。
(※忙しいときは、筆者は、夏至前日の夕方に切り取った事もある)

切り取った紫陽花の置き場所

切り取った紫陽花は、夜露に浸す必要があるので、夏至の前日の夜に 一晩、屋根の上に乗せておく。

集合住宅やマンションなどは、屋上階でなければ屋根が無いので、一軒家やメゾネットなどの一戸建て以外は、屋根に乗せたりは難しいと思う。
こういう場合は、バルコニーやベランダなどの、できるだけ頭上より高い位置に置くといいだろう。

筆者の場合は、ベランダの物干し竿の上に置いておいたこともある。

おまじない当日に行うこと①

夏至の「日の出前」には、必ず、紫陽花を乗せておいた、屋根などから引き上げること。
※日の出時刻を過ぎてはならない。

「日の出」の時刻については新聞をとっている方は新聞に書いてあると思う。それ以外の方法は、ネットで検索すれば出てくる。筆者の場合は、サイトの情報によっては、信憑性や誤差などの可能性もあるため、日の出時刻を調べる時は、最低でも、2~3つのサイトを比較している。

日の出の時刻は、地域によって異なるのでご注意を!

確実な方法は、日の出時刻より20~30分早く、屋根やベランダなどで夜露に浸した紫陽花を取り込んだら大丈夫と思う、筆者はそうしている。

おまじない当日に行うこと②

ここまでくると、いよいよ完成です。

一晩干して引き上げた紫陽花は、花束を包むかのように、和紙や半紙に包む。
(※和紙であるなら「紅白水引のし袋」で包んでも良い)

そして、和紙で包んだ紫陽花を下記の写真のように「紅白の水引(みずひき)」で結ぶ。

👆これは筆者が6月6日の紫陽花のおまじないをした時の写真。

そろそろ完成です..ここが肝心!

この一連の作業は、必ず、夏至の当日の「日の出」までに行うこと。日の出時刻より早く取り込むのは大丈夫なので、早めに取り込み日の出時刻を過ぎないようにあらかじめ、紫陽花を「紅白の水引」を結ぶ時間や吊るすところの準備しておくのを推奨します。


初めての方は、前もって予備に切り取った紫陽花で予行演習するのも良いかもしれません。
(練習後、予備に切り取った紫陽花は捨てずに活花にして飾れば罪悪感も感じません..w)

吊るす場所は、特に指定はなく居心地のいいところがベスト。筆者が見たところでは、神棚の近くや仏間に吊るす人やリビング、玄関周り、応接間、自分の部屋などの、その個人にとって大切な場所に吊るしていた。

小銭に困らないというご利益から考えると「財布を保管する場所」などでも良いと思う。筆者は、今年はそうしようと思っている。

紫陽花の吊るし方

紫陽花の「花」の向きが、下になるように、おおよそ、目線か目線より上になる高さに吊るす。
吊るし方は、壁に張り付けたり、フックにかけたりでOK。

紫陽花は、しっかりと半紙に包んでいないと、いつのまにかスポッと紫陽花だけが抜けて落下する場合があるので、抜け落ちないように工夫が要ります。筆者は、「6月6日のおまじない」を今年も行った時、2日間で6回ほど落下していたので花を奥まで押し込んで、花側の半紙の先端を折り返し半紙を巻込む形で落下を防止させた^^;

飾っているうちに紫陽花が、乾燥したり萎れてくるので抜け落ちやすくなるので、紅白の水引を、ややきつく縛るか、枝葉にひっかけるように結ぶといいと思う。

要点は、和紙に包まれ、紅白の水引で結ばれた状態で紫陽花が「茎」の部分が上向きで、「花」の部分が下向きになって 大体、目線以上の高さの所に取り付けられていればよい。

この紫陽花のおまじないの効力は、神社仏閣のお守りのように1年間有効で、また来年の6月の夏至に交換するという形になる。

前年の古い紫陽花は、ゴミ箱に捨ててOKとの事です。
(※捨てるときは「今迄ありがとう、捨てるけどゴメンネ」と言えば大丈夫です)

このおまじないの必要な材料について

「紫陽花のおまじない」に必要な材料は以下の3つ。
ネットで購入したい方は、下記を参考にしてください。

①『植木鉢(ポット)入りの紫陽花』

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感想(42件)


※苗は(0.2m10.5cmポット)、春以降に開花予定のもの

②『紅白の水引』

マルアイ 祝金封 金振赤白7本花結お祝 キ-421

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水引は上記のようなものならOKです。

③『半紙か和紙』

呉竹 半紙 書道用 特選 書道半紙 霞草 50枚入 LA5-3

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筆者も使っている破れにくくて丈夫な半紙。

以上の3つが必要ですが、②の水引の包む和紙が白色で丈夫であるなら、③の和紙(半紙など)の代わりに使っても大丈夫です。
※『紅白の水引』の祝儀袋の包み紙を使ったほうが、見栄えがより綺麗で丈夫なので筆者はそうしている。

このおまじないは、試しても、メリットに関しては個人差があると思うが特に、ディメリットは無いので試されてみてはいかがだろうか。

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