蜜柑の季節がやってきた
日本を代表する柑橘🍊蜜柑(みかん)
蜜柑は9月から緑っぽいものが市場に出始め、2月末~3月初めまで水っぽい味のややしぼみがちな蜜柑が市場に出回ってくる。
今の時期(10月)は、まだ緑っぽいものが多いが黄色い蜜柑も売られている。味は緑でも黄色でも、あまり色に関係ないようで美味しいものはあるし、水っぽい味や酸っぱくて甘みが全然感じられないような食べると辛さを感じるものもある。
この時期の蜜柑の味の良し悪しの見分け方は外見からは難しい。
日本の冬はコタツの上に蜜柑
冬になるとコタツは必須アイテムになるという人もおられるだろう。
真冬の寒い日はコタツは、身体の一部のように合体したいくらい出たくなくなる。
そしてコタツには、「月とウサギ」というようなイメージと同じなのか
コタツの上に「蜜柑」が良く似合う。
しかも、この時期の蜜柑は美味しい。
とても美味しい。
食べ過ぎると手足が黄色くなる(柑皮症)のだが、食べてしまう。
1日5個以上毎日食べると一か月以上かけて少しづつ黄色くなっていく(柑皮症)ようだ。☚最近の筆者の体感
お通じがよくなる!?
食事の前に1つか2つ程、蜜柑を食べたときは、お腹の負担が軽くなる気がする。
多少、ボリュームやこってり感のある食事をしてしまう時などに、ちょうどいい。
しかも翌日、早ければ当日には、便通が良くなってるていうか快適、不思議なくらい。
通常の1.5倍~2倍くらいは、トイレの回数が増えるので、始めは原因が分からなかったが、
蜜柑を食べてるうちに、「蜜柑かな。」と気づくようになった。
身体の悪い物もまとめて出してくれるような快適さがあるので
便秘などに悩む方も蜜柑が好きなほうなら試してみてはどうだろうか。
ネットで検索したら「便秘解消に役立った」など結構、同じ体験をしてる人が出てきます。
ちなみに、蜜柑を食べる量や割合で「オレンジ色のうんこが出る」時もあるけど、恐らく蜜柑の色なので
気にしなくて良いと思います。
バナナもお通じが良くなると言われていますが確かにこれも事実。
ただ、蜜柑の方がよりスッキリ感があってトイレの回数が増えると思う。
では、「蜜柑とバナナ」を両方同時に摂取したらどうなるのか?
筆者の感覚では
蜜柑のみ > バナナ+蜜柑 > バナナ
...だったような気がする。
蜜柑とバナナをミキサーにかけてジュースにするとかなり美味い。
そこに牛乳を少し入れて飲んだら満腹感があって空腹も緩和できる。
(筆者は、牛乳の代わりに天然水か野菜ジュースを入れている)
これを数年間検証してきたが、蜜柑のみを食べている時がお通じが凄く良くなった実感がある。
【蜜柑の栄養と効果について】
蜜柑の栄養は優秀である。
ビタミンCの補給以外に、発ガンを抑制する効果や、高血圧予防などの効果もあるといわれている。
ビタミンCの他にも、「ビタミンB群」、「ビタミンE」や
発ガンを抑制する効果の「βクリプトキサンチン(ビタミンAにもなる)」などのビタミン類、
「カリウム」などのミネラル、「クエン酸」、「食物繊維」や「フラボノイド」などが含まれています。
蜜柑のスジや袋も、下記の2つの栄養があるので捨てずに食べましょう。
1.「ペクチン」
水溶性食物繊維の一種です。みかんの袋や房には、このペクチンが実の4倍も多く含まれ、
ペクチンには、コレステロール値を下げるはたらきもあるとか。
2.「ヘスペリジン」
血圧が上がるのを防止、毛細血管を強化する。
【おいしい蜜柑の選ぶコツ】
おいしい蜜柑は、見て、触れた感覚で、
味見しなくても外見で、おおよそ判断できる。
1.色が濃い
綺麗なオレンジ色の蜜柑は、太陽をたくさん浴びた証拠。
甘みも味も濃厚なものがい多い。
2.果皮が薄い
例えば、温州(うんしゅう)みかんの場合、皮が薄いものが甘い。
しかも中身がつまってそうなツッパリ感があるもの。
3.滑らかで締まりがある
さわったとき、きゅっと固めで締まっているものが、果汁たっぷりの蜜柑。
(逆に、ゴワゴワっと皮と身の間の隙間を感じるようなものは、水臭かったり、
味が薄く感じる)
4.軸が細い
ヘタの部分の中心にある軸が細くなっているほうが甘い。
5.時期が10月から2月くらいに手に入る蜜柑が、美味しい。
(甘いものもあるが、3月に近づくと割合的に、味も水っぽくなったり、
咬み応えが悪くなるのが増えてくる。そういう蜜柑はこの時期には、
皮がゴムのように、ゴワッとした感がある)
筆者の経験も含んでいるので、個人差がある可能性もあるのでご参考までに。