その不調は小麦が原因かも?!
最近、日本でもグルテンフリーという小麦や小麦製品を一切使わない考え方の食生活が普及してきている。小麦には、グルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったグルテンというタンパク質の一種が多く含まれている。
このグルテンが「胃腸に穴というか隙間を作り、そこから血液や内臓に中身が漏れ出し炎症を起こす」というリーキーガット(腸漏れ症候群)という症状を引き起こすというもの。
これは「グルテンに敏感な体質の人」がなる症状で、アメリカでは人口の5%、日本はもっと低い確率ですが、「殆どの人にとってグルテンは有害で、腸内膜にダメージを受け、慢性的炎症やリーキーガットを発症しかねない。」と多くの研究者に指摘されてるそうである。
グルテンに完全に耐性を持っている人は少なく、何らかの形で影響を受ける人が多いそう。グルテンはアミノ酸まで細かく分解できる酵素を持っている人は問題ないが、アミノ酸レベルまで細かく分解できない人や、その機能が活発ではない人は、セリアック病やグルテンアレルギー、グルテン不耐症の類に含まれるそうです。
グルテンフリーの生活はメリットが多い
「グルテンフリーのブームは一過性のものとして終わらせては勿体ない」という医師の意見もある。やってみることにデメリットはなく、メリットが多そうなので興味はあった。
筆者は、小麦やグルテンアレルギーではないが、グルテンに完全に耐性を持っている人は少ないとの事なので耐性があるのかないのか調べてみたくなった。
ただ、医療機関で調べると4万円前後するので費用は高い。医療機関では「小麦グルテンに対するIgG抗体スコアの高さと、その他の全96種のスコア」を調べる『IgG抗体検査』で判断するらしい。
グルテンの耐性は自分で調べると費用はタダ
自分でグルテン耐性を調べる方法は、3週間ほど、実際にグルテンを摂らない生活をすることである。小麦や小麦製品を含む食品や調味料を避けた食事をとればいい。難しく感じるかもしれないが、ビーガンなどの菜食主義よりもずっと簡単で、野菜や果物、シーフードや魚介類(シーフード)など、普通に食べれる。
ビーガンなどの菜食主義者の食事はグルテンフリーの生活をしているといえる。
先ずグルテンフリーの生活を約3週間やった後に、通常のグルテンフリーを辞めた生活をやって比較して、自分の感覚などで体調の変化を検証すれば、自分がグルテン耐性の強弱やアレルギーかは、ある程度分かる(判断しやすい)と思う。☚この方法を提案している専門家もいる。
我々の周囲の環境では、意外と殆どの調味料には小麦が含まれている。原材料の項目をみれば、「材料に小麦・大豆を含む」という記載が大体の商品に入っている。ちなみに大豆は大丈夫です。味噌汁の味噌にも小麦は含まれている場合が多く、味噌なら「麦みそ」を避けて、「米みそ」や「大豆みそ」を選べば大丈夫。
グルテンフリーの調味料は下記のように、「グルテンフリー」とか「小麦を使わない」などの記載がされてあるので分かりやすくなっている。
醤油であれば、上記の写真のように「たまり醤油」を選べば、グルテンフリーなので大丈夫です。
グルテンフリーの食材や調味料は、実店舗で探そうとすると、醤油以外は殆ど見かけないのが現状でネット通販以外の方法で入手するのは困難。筆者は、そのため通販で購入している。
一番使うのは、濃縮のダシつゆ(麺つゆ)の類。これは蕎麦などの麺類や炊き込みご飯などのダシや、みそ汁の出汁として使えるので台所では重宝しているはず。これでグルテンフリーのダシつゆはネットでは見かけるが、未だに実店舗では見たことが無い。
「グルテンフリー 調味料」とネット検索すると、下記の『株式会社にんべん』の「四穀つゆ」の調味料がよく出てくる。筆者は、Amazonでまとめ買いで購入している。
当たり前かもしれないが・・・丁寧に梱包されていて『株式会社にんべん』の優しさwが伝わってくる。
8本(4本セットを2つ)をまとめ買いして送料や手数料含めて、3,272円だったので、1本あたり409円でスーパーで買うくらいの値段で買えるので有難い。しかも、注文(クレジット決済)してから1日(24時間以内)で届いた。超便利...♪
これでグルテンフリーの食生活するために、昆布とカツオ節や雑節(ざつぶし)で出汁をとって、みそ汁や蕎麦のつゆを作っていた手間を省けて大幅な時間短縮になるし、味も安定でる。
👇下記にその調味料のリンクを貼っておきます。
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この『株式会社にんべん』の調味料は、3倍濃縮の「四穀つゆ」以外にも、醤油も、白だしも扱っているので、このメーカーのものを使っている方も多いのではないでしょうか。
グルテンフリーの生活を始めると、朝起きるのが楽になったとか寝つきが良くなったとか、疲れにくくなったとか、息が臭くなくなってきたというような良い変化がみられるようで、筆者も経験した。
また、グルテンフリーを辞めて、普通の食生活をしてみると、鼻水が出てきたり、何となく体が怠いとかの変化に、あらためて気づかされる場合が多い。
筆者も久しぶりに、外食したら鼻水が止まらず、グルテンフリーの生活と比較したら寝つきと寝起きが悪くなったのを体験した。この事から自分は、グルテンの完全な耐性は無いように思った。
興味がある人は一度試されてはいかがでしょうか。